JT-KOHKA(Ver4.08)使用上の注意点について
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平素より、弊社ソフトウェアをご利用いただき誠にありがとうございます。
この度、JT-KOHKA Ver.4.08にて、固有値解析時の免震支承の剛性について
使用上の注意点をご連絡いたします。
●固有値解析時の免震支承の剛性について
JT-KOHKA Ver4.08(2005.5.9)では、動的解析−固有値解析において、免震支承
の剛性を下記の項目から選択可能としました。
・1次剛性(K1)
・等価剛性(KB)
・直接入力
このバージョンにおける等価剛性(KB)とは、『道路橋示方書・同解説 V・耐震
設計編』(平成14年3月)の(解9.3.1)に従い、有効設計変位(UBe)より算出する
仕様になっております。
ただし、『道路橋支承便覧』(平成16年4月)では、 鉛プラグ入りゴム支承を用
いる場合(pp.101)、高減衰ゴム支承を用いる場合(pp.432)、設計変位(UB)より
算出される等価剛性(KB)を用いることが明示されております。よって、ここで
は設計変位から算出した剛性値を「直接入力」して頂きますようお願いいたし
ます。
●今後の対応予定
JT-KOHKAの次期メンテナンスにおいて、設計変位(UB)より算出する等価剛性
(KB)で設計できるようにする予定です。リリース時期等は、追ってお知らせ
いたします。
●お問い合わせ先
本件に関してのお問い合わせは、下記までお願い致します。
東京テクノセンタ橋梁技術部 サポート係
E-mail:support_tokyo@cm.jip-ts.co.jp
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