JSP-30W不具合ならびに修正版リリースのお知らせ
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平素より、弊社ソフトウェアをご利用いただき誠にありがとうございます。
この度、JSP-30W Ver.1.05において、不具合が判明しました。
以下にその内容についてご報告いたしますとともに、深くお詫び申し上げます。
●不具合内容
・erfνB(σx)、erfνB(σy)の計算式の表示に誤りがありました。
・腹板の座屈照査式としてDast指針を選択した場合の所要座屈安全率に不具合が
ありました。σx1ki>=0.5もしくはσy1ki>=0.5の場合に算出する
(σvk / σk - 1)を正しく計算しないことにより、所要座屈安全率の値に影響
いたします。
●修正の影響に関する検証
不具合の修正による計算結果への影響をサンプルデータで検証いたしました。
検証は全ケースの最終的な補強材配置を対象といたしました。
結果を以下に示します。
・Sample1-845.j30
腹板座屈の照査式が異なるので影響はありません。
・Sample2-Dast.j30
最も影響があるケースを以下に示します。
所要座屈安全率(erfνB*)の値は各バージョンで下記の通りです。
（σx1ki=0.06<0.5、σy1ki=0.722>0.5）
Ver1.05 erfνB* = 1.278
Ver1.06 erfνB* = 1.274
差異 0.313%
・Sample3-Dast.j30
所要座屈安全率(erfνB*)の値に影響はありません。
●対応状況
修正バージョン(Ver1.06)をリリースいたしました。
下記URLよりダウンロードしてご使用下さい。
http://www.jip-ts.co.jp/product/bridge/soft/introduction/jsp30w/download.html
●お問い合わせ先
本件に関し疑問点などございましたら下記までご連絡ください。
東京テクノセンタ橋梁技術部 開発Gr.
E-mail:support_tokyo@cm.jip-ts.co.jp
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